1947-11-26 第1回国会 衆議院 決算委員会 第23号
實くじとかいろいろな便法を講じてやつておるようであるが、タバコやズルチンのような政府の專賣に屬するようなものもない。その苦しみの中で復興くじを發行したり地方起償に盡力しておる。こういうほんとうの苦しみの體驗をもつ人たちが事務局構成人員の中にはいることが大事だと私は思うのでありますが、結果的に見て依然として中央におる人たちが大部分ことを占めるようなことはないか。
實くじとかいろいろな便法を講じてやつておるようであるが、タバコやズルチンのような政府の專賣に屬するようなものもない。その苦しみの中で復興くじを發行したり地方起償に盡力しておる。こういうほんとうの苦しみの體驗をもつ人たちが事務局構成人員の中にはいることが大事だと私は思うのでありますが、結果的に見て依然として中央におる人たちが大部分ことを占めるようなことはないか。
それから六・三制に限つて特別に實くじを廢行する。しかもその場合、國庫納付金は從來の半分にするというようなことで、できるだけ地方の財源を充實させるような途を講ずることを考えたのでありますが、そういう國税をある地方を限つて、特別な例を開いて還元するということは、私の考えの中には現在ないのであります。
○鈴木説明員 實くじの発行につきましては、御承知の通り、いろいろ発行財源としてみまするに、非常に困難な點があると思うのでございます。
○水谷(昇)委員 實くじのことについて、ちよつと希望を述べてお伺いしたいのですが、實くじは、學校に関係したものに限つて、政府への納付金は収益の一割だということにしてもらつたそうですが、父兄の方におきましても、父兄会で學校の負擔をするとか、あるいは在校生は在校生で負擔をするとかということで、非常に負擔がかきまつておりまして、ずいぶん難儀してお金を出しておるのでありますから、實くじの政府への納付金は、全然